カワハタ ヒロヒサ
Hirohisa Kawahata
川畑 浩久 所属 森ノ宮医療大学 医療技術学部 臨床検査学科 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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研究期間 | 2010/04~2012/03 |
研究課題 | 鍼灸刺激の転写因子NFkBを介する局所炎症・免疫機転への分子メカニズムの解明 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 文部科学省 |
研究種目名 | 科学研究費補助金(基盤研究C) |
科研費研究課題番号 | 2259067 |
キーワード | 東洋医療 / 鍼灸刺激 / 炎症性腸疾患 / 筋肉再生 / 創傷治癒 / 炎症性サイトカイン / マクロファージ / 内科学一般 / 東洋医学 / 炎症 / 転写因子 / NFkB / サイトカイン |
科研費分類 | 内科学一般 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 松熊 英明 |
概要 | 鍼灸刺激が皮膚局所あるいは遠隔臓器に及ぼす影響は未だ不明な点が多い。本研究では鍼灸刺激の炎症機転に及ぼす影響を検討した。マウス正常皮膚では鍼刺激が局所皮膚組織に及ぼす影響は炎症に関してはほぼ無かった。一方で炎症性腸疾患モデル動物を用いた検討では、鍼+通電刺激が腸炎症を軽減し、鍼刺激の同疾患に対する有用性を示唆できた。メカニズムとして鍼刺激が自律神経系を介して腸管運動を抑制し炎症を改善する可能性が考えられた。さらに灸による熱刺激での炎症惹起は筋再生促進や創傷治癒促進効果を有する可能性が示された。 |