カワハタ ヒロヒサ   Hirohisa Kawahata
  川畑 浩久
   所属   森ノ宮医療大学  医療技術学部 臨床検査学科
   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 医療科学専攻
   職種   教授
研究期間 2011/04~2013/03
研究課題 骨リモデリングにおけるRA系関与機構とARB骨保護作用:老年者高血圧治療の新概念
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 文部科学省
研究種目名 科学研究費基金(基盤研究C)
科研費研究課題番号 2359090
キーワード レニンーアンジオテンシン系 / 骨粗鬆症 / 骨リモデリング / 軟骨細胞 / アンジオテンシンII受容体拮抗薬 / RA系 / ARB / 骨芽細胞 / 骨折修復 / 老年医学
科研費分類内科学一般
代表分担区分 連携研究者
代表者 青木元邦
連携研究者 荻原俊男
概要 RA系の骨リモデリングにおける役割解明として、動物モデルを用いて骨形成系に及ぼす影響を検討したが明らかな影響は確認できなかった。しかし、アンジオテンシンII持続投与肋骨骨折モデルにて、軟骨細胞分化マーカーの発現亢進を伴う仮骨形成肥大・骨折修復遅延を認め、RA系の軟骨代謝における役割の一部を解明できた。また「高血圧・閉経後・廃用症候群患者に対するアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)の骨密度に及ぼす影響」での検討では、Ca拮抗薬群で骨吸収マーカーの亢進と骨密度低下を認めたのに対し、ARB群では骨吸収マーカー上昇抑制と骨密度低下抑制を認め、ARBの骨粗鬆症進展に対する優位性を示唆できた。