ヨシオカ トシハル   Toshiharu Yoshioka
  吉岡 敏治
   所属   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 保健医療学専攻
   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 医療科学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1997/10
形態種別 学術研究論文
標題 Preservation of pancreatic endocrine function by hemodynamic stabilization following brain death
(血行力学的安定化によって脳死後の膵内分泌機能は維持される)
執筆形態 共著
掲載誌名 Clinical Transplantation
巻・号・頁 11,420-425頁
著者・共著者 共著者:H.Yoshida, A.Hiraide, A.Iwai, T.Yoshioka,T.Sugimoto
概要 長期に渡り循環動態を維持した脳死症例21例と正常対照10例を用いて、脳死後の膵内分泌機能を評価した。グルコース消失率は、正常対照より脳死患者において有意に低かった(p <0.001)。 血漿エピネフリン濃度が0.4ng / mlを超える19例の脳死患者では、平均初期インスリン放出量は対照よりも有意に低く、残りの2患者では初期のインスリン放出量は著しく高かった。脳死患者における遅発性インスリン放出は低下せず、対照よりも高かった。剖検時に膵臓の組織病理学上の異常は認めなかった。 この結果は、膵分泌機能が脳死後1週間、循環動態を維持することで、保存できることを示している
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助