ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/07 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | Changes in Contused Lung Volume and Oxygenation in Patients With Pulmonary Parenchymal Injury after Blunt Trauma
(鈍的胸部外傷後の挫傷肺の肺容積と酸素化能の変化) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Am.J. Emerg. Med |
巻・号・頁 | 18,385-389頁 |
著者・共著者 | 共著者:Y.Mizushima, A.Hiraide, T.Shimazu, T.Yoshioka, H.Sugimoto |
概要 | 肺実質損傷が酸素化を損なうことはよく知られているが、鈍的胸部外傷後の低酸素血症と挫傷した肺の体積との関係は不明のである。入院後24時間以内に胸部CT検査を受けた23例の鈍的胸部外傷患者を対象とし、異常な肺所見が消失するまで1週間間隔でフォローアップCTを行った。 肺容積をCTで定量した。 肺実質損傷のCT所見は、1週間以内に消失するびまん性病変(n = 9人の患者、1群)、またはびまん性病変の解消後数週間にわたり孤立性病変が残存(n = 14人の患者、2群)のいずれかであった。 PaO2 / FiO2は両群で最初の24時間は挫傷した肺の容積と正の相関があったが、損傷後1週間後には有意な相関はなかった。 酸素化能障害は、受傷後すぐに認められるびまん性病変の体積に関連する。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |