ヨシオカ トシハル   Toshiharu Yoshioka
  吉岡 敏治
   所属   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 保健医療学専攻
   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 医療科学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2001/07
形態種別 学術研究論文
標題 Use of Esophageal Tracheal Combitube to Control Severe Oronasal Bleeding Associated with
Craniofacial Injury:Case Report
(頭蓋顔面傷害に伴う重篤な鼻出血をコントロールするための食道気管コンビチューブの使用:症例報告)
執筆形態 共著
掲載誌名 J.Trauma
巻・号・頁 51(1),168-169頁
著者・共著者 共著者:F.Morimoto, T.Yoshioka, H.Ikeuchi, Y.Inoue, T.Higashi, Y.Abe
概要 トラケアールコンビチューブは救急救命士がprehospital careで気道を確保するために開発されたダブルルーメン・ダブルカフ構造のチューブで、盲目的に挿入して、食道挿管となったときは、口腔・鼻腔の閉鎖のための咽頭カフと食道内にある先端カフを膨らませることで形成される閉鎖腔から、この閉鎖腔内に開口したチューブで換気を行うと肺内に空気が送り込める器具である。顔面外傷等で大量出血を来す症例において、トラケアールコンビチューブを適切な位置で固定すると、鼻腔口腔の閉鎖と気管・食道への血液の流入を防止することができ、単なるガーゼパッキングによる止血とは比較にならない良好な止血効果が得られることを示した症例報告である。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助