ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/04 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | Rapid Analysis Method for Paraquat and Diquat in the Serum Using Ion-Pair High-Performance Liquid Chromatography
(イオン高速液体クロマトグラフィーを用いた血清中パラコートとジクワットの迅速分析法について) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Biol.Pharm.Bull |
巻・号・頁 | 28(4),725-728頁 |
著者・共著者 | 共著者:M.Ito, Y.Hori, M.Fujisawa, A.Oda, S.Katsuyama, Y.Hirose, T.Yoshioka |
概要 | 本研究では、IPCC-MS3(GL Sciences Inc. Tokyo、Japan)を使用することにより、ODSカラム上でパラコートとジクワットを分離定量できる簡単で迅速な分析法を確立した。脱タンパク血清試料をHPLCに直接導入する。UV 290nmで検出されたパラコートおよびジクワットの検量線は、注入された試料の濃度が0.1~10.0μg/ mlの範囲にあるとき良好な直線性を示した。 検出限界は0.05μg/ mlであり、paraquatおよびdiquatを標準血清に1.0μg/ ml添加した平均回収率(n = 5)はそれぞれ87.5%および89.1%であり、RSDは4.52%および3.85%であった。 これらはすべて良好な結果であり、1回の分析に要した時間は30分未満であった。 この分析法を急性中毒の4例の分析に使用した結果、すべての症例について迅速に治療アプローチを決定することができた。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |