ヨシオカ トシハル   Toshiharu Yoshioka
  吉岡 敏治
   所属   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 保健医療学専攻
   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 医療科学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2007/04
形態種別 学術研究論文
標題 Predictive Model for Estimating Risuk of Crush Syndrome:A Data Mining Approach
(クラッシュ症候群のリスクを予測するための予測モデル:データマイニングアプローチ)
執筆形態 共著
掲載誌名 J.Trauma
巻・号・頁 62(4),940-945頁
著者・共著者 共著者:N.Aoki, J.Demsar, B.Zupan, M.Mozina, E.Pretto, J.Oda, H.Tanaka, T.Yoshioka,
T.Fukui
概要 これまで疫学的・定量的データがないため、クラッシュ症候群の標準的な分類方法はない。阪神大震災でのクラッシュ症候群372例の臨床データに基づいた予測モデルを開発するために、後ろ向きのコホート研究を行った。クラッシュ症候群に関連する3つの結果についてロジスティック回帰分析を用いて21の危険因子を検討した。分類精度、Brierスコアおよび受信機動作特性曲線下の面積(AUC)を用いてモデルを評価した。心拍数、救助の遅延および異常な尿の色を含む初期トリアージモデルは、0.73のAUCを有する。 二次モデルは、WBC、頻脈、異常な尿の色、および高カリウム血症を含み、0.76のAUCを示す。これらのトリアージモデルを適用すれば、救援隊員が災害の余波の中で、限られた医療資源をより有効に利用できるようになる。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助