ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1980/04 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | 広範囲熱傷に対するsilver sulfadiazine療法-抗菌効果と副作用の面から- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 救急医学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 4,421-427頁 |
著者・共著者 | 共著者:吉岡敏治、 杉本 侃 |
概要 | 米国で開発された熱傷の局所療法剤、silver sulfadiazineのわが国における治験で、全国10施設に収容された新鮮熱傷72例(平均熱傷面積47.9%)を対象に一定のプロトコールに基づいてデータを収集した。silver sulfadiazineの使用期間は平均26.7日、最長170日である。受傷後第7病日と第14病日の創部培養検体数はそれぞれ149検体、123検体であるが、陽性率はもっとも高い緑膿菌のみは10%を超えたが、他はすべて低値で、菌種を問わず、抗菌効果を認める。副作用については、疼痛は極めて少ないが、白血球数の減少が、使用後3日以内から2週間以内に全例で起こり、使用を中止すると回復することが判明した。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成 |