ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1980/06 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | Computed Tomography (CT)による急性一酸化炭素中毒の頭蓋内病変の研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本外科学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 81,549-555頁 |
著者・共著者 | 共著者:澤田祐介、 小林 久、 杉本 壽、 大橋教良、 高橋道知、 吉岡敏治、 杉本 侃 |
概要 | 先にLancet に報告したように、CO中毒では淡蒼球にlow densityが認められるが、本報告は、この病変の実態とこの所見を呈した症例の予後につき検討したものである。GCS7以下の意識障害を呈する重症CO中毒患者19例をCTscanで淡蒼球に一致したLDAと大脳白質、特に側脳質後角近傍にLDAを認める有所見群10例と認めない無所見群9例に明確に分けられたが、有所見群の予後は不良で、無所見群の予後は良好であった。病理学的には大脳白質の広範な軟化・脱髄、淡蒼球の壊死・脱髄があり、hypoxiaが強調されていが、単純なhypoxiaでは、両方ガ同時に犯されることは稀で、何らかの中毒学的作用が関与するものと推察された
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |