ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1981/03 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | 重症頭部外傷に対するbarbiturate療法-第Ⅱ報:barbiturate濃度測定の意義と肝腎機能への影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 脳と神経 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 33,243-249頁 |
著者・共著者 | 共著者:澤田祐介、定光大海、大橋教良、杉本 壽、吉岡敏治、杉本 侃 |
概要 | 重症頭部外傷22例を対象に、thiamylal 15mg/kg投与20分後より、4~6mg/kg/hrで72時間、脳波でsuppresion-burstを維持しうる量を持続投与した。EEGの連続測定、肝、腎、呼吸機能等、全身管理に必要な検査を経日的に測定するとともに、血漿、脳脊髄液、尿中のthiamylal濃度を高速液体クロマトグラフィー法により測定した。血漿、脳脊髄液中のthiamylal濃度は、経日的に高値となるが、脳圧との関係など、臨床上重要な意義を附与することはできず、尿中排泄量は極めて微量で腎機能、肝機能に及ぼす影響もなかった。thiamylalの至適投与量は、脳波のsuppresion-burstを目標にすることが最も良いと考えられた。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |