ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1981/08 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | 大阪大学病院特殊救急部における来院後24時間以内死亡の疫学的検討-とくに外傷例の臨床統計から- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本外科学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 82,918-923頁 |
著者・共著者 | 共著者:山本五十年、 澤田祐介、 坂野 勉、 西出和幸、 阪本敏久、 吉岡敏治、 杉本 侃 |
概要 | 来院後早期死亡の実態を把握するため、阪大病院特殊救急部における5年間の来院後24時間以内の死亡例、89例を分析した。総死亡例の27.6%(89例/322例)が早期死亡例で、交通事故よりも転落外傷が多く、死因は脳死、出血性ショックがそれぞれ51.6%、41.9%を占め、出血性ショック死例は特に短時間例が多い。出血性ショック死例の検討により、来院後8時間がCritical Time でショックを脱し得れば、少なくとも24時間以上は生存する。早期死亡例は受傷後来院までの時間が短く、直送例が多く、大阪府内では救急隊による選別搬送が的確になされていることが示唆された。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |