ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1982/01 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | 熱傷医療の現況-発生頻度を中心に- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 救急医学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 6,57-62頁 |
著者・共著者 | 共著者:吉岡敏治、 杉本 侃 |
概要 | 熱傷医療の現況を把握するため行った大阪府内の調査結果と、過去10年間に報告された諸外国の疫学的な63論文とを検討し、熱傷患者の発生頻度、年齢・性、季節差、地域差などに加え、平均入院日数や死亡率を諸外国と比較した。central New Yorkの人口あたり熱傷死者数は諸外国の中で、飛び抜けて多く、ドイツやデンマーク等一部の国はわれわれの調査よりも少ないが、大阪はフランスやイギリスとほぼ同じであった。平均入院日数は15日~24日、入院後死亡率も数%~16%とかなりの差が認められる。本論文では、熱傷センターを構想するに際し、人口1000万人あたりの発生頻度を試算したが、外来患者数は、36000人、総入院患者数は4000人で、大部分は10%以下の熱傷で、30%以上の熱傷は308人という結果を得ている。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成 |