ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1982/09 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | barbiurateによる頭蓋内圧降下機序 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 医学のあゆみ |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 122(12),1046-1048頁 |
著者・共著者 | 共著者:澤田祐介、 上西正明、 杉本 壽、 吉岡敏治、 杉本 侃、 種子田 護 |
概要 | barbiurate療法における頭蓋内圧の降下作用は大きな評価を得ているが、その作用機序については十分な検討がなされていない。頭蓋内に血腫などの新たなmassの発生がなければ、脳圧(ICP)を支配するものは組織と血液の浸透圧および脳循環である。barbiurates投与時のICPの低下は極めて急速で、浸透圧系ではなく、脳循環を介しての変化と考えられる。レスピレーターによりPaCo2を一定に保ち、動脈圧、静脈圧、脳圧を連続モニターした。Starlingの平行式から浸透圧変化がないと仮定し、ICPについて解き、種々の実測値を代入して、矛盾のないことを証明した。結果としてbarbiuratesによるICPの降下は動脈系末梢血管抵抗の増大による可能性が高いことを理論式を用いて解明した。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |