ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1984/02 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | 鈍的外力による外傷性右横隔膜ヘルニア |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本外科学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 85,182-187頁 |
著者・共著者 | 共著者:定光大海、澤田祐介、杉本 壽、西出和幸、 吉岡敏治、 杉本 侃 |
概要 | 外傷性横隔膜ヘルニアは腹部にかかった外力(腹圧)が強調され、肝に保護される右側よりも左測が圧倒的に多いとされてきた。阪大病院特殊救急部収容の横隔膜ヘルニアも10年間で、左側ヘルニア10例、右側ヘルニア3例であったが、右横隔膜ヘルニアは外力の加わり方そのものが異なることが示唆されたので、自験例3例に本邦報告例40例を集計し、受傷機転、合併損傷、破裂部位、脱出臓器について検討した。右側ヘルニアは腹部臓器損傷は左側よりも少なく、肋骨骨折等の胸郭損傷が多く、破裂部位は腱中心を介して広範囲に破れる例が多かった。すなわち右側ヘルニアの発生には右胸郭に加わる平面的外力が主要因であることが示唆された。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |