ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1983/09 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | 重症骨盤外傷における骨盤血管造影とtranscatheter embolizationの有用性 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 救急医学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 7,1129-1138頁 |
著者・共著者 | 共著者:杉本 壽、 大橋教良、 澤田祐介、 定光大海、 行岡哲男、 上西正明、 吉岡敏治、 杉本 侃 |
概要 | 骨盤外傷の死亡例の過半は、出血性ショックで受傷後2日以内に死亡する。7年間に阪大病院特殊救急部に収容した骨盤外傷97症例について、合併損傷等を含む臨床、および手術あるいは剖検所見から出血部位を推定した。97症例中、71症例(73%)がショックに陥り、そのうち22例(ショック群の31%)が、主たる出血部位が骨盤外傷に伴うものと判断された。骨盤血管撮影が8例に施行され、4例に内腸骨動脈の分枝からのextravasationを認め、1例は手術による結紮、3例にtranscatheter embolizationを施行し、止血効果を得た。重症骨盤骨折にみられる出血のコントロールに骨盤血管造影とtranscatheter embolizationが有用であることを多数の骨盤外傷例の検討から示した報告である
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |