ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1985/09 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | 脳死状態での循環機能長期維持に関する臨床的研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 医学のあゆみ |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 134(10),867-868頁 |
著者・共著者 | 共著者:杉本 侃、 吉岡敏治、 阪本敏久、 上西正明、 定光大海、 坂野 勉 |
概要 | 脳死状態になると数日以内に心停止に至るがその機序は不明であった。ADHがその謎を解く鍵ではないかと思われる結果を検証した報告である。脳死症例3例を用い、カテコールアミンとADHの投与をそれぞれ単独、併用し、その時の心拍出量と平均動脈圧を測定して末梢血管抵抗を算出した。カテコールアミン単独では、心拍出量は維持できるが、全末梢抵抗は維持できず、ADH単独では全末梢抵抗は維持されるが、心拍出量が維持できず、したがってカテコールアミン単独やADH単独では、平均動脈圧は短時間しか維持できず、心停止にいたる。両者の投与で、はじめて平均動脈圧が維持されることを発見した
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |