ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1986/11 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | 外傷早期における腎障害の臨床的研究-β2-microglobulin および N-acetyle β-D-glucosaminidaseの検討を中心に- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本外科学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 87(11),1391-1397頁 |
著者・共著者 | 共著者:横田順一朗、 阪本敏久、 上西正明、 渋谷正徳、 橋本公昭、 吉岡敏治、 杉本 侃 |
概要 | 外傷患者の受傷後早期における腎機能障害の程度とその部位を明らかにするため、腎機能の指標として時間尿量、Ccr、CH2O 、FENaを、尿細管障害の指標として尿中β2-microgrobulin(β2M)および尿中N-acetyl-β-D-glucosaminidase(NAG)を測定した。対象はショック群36例と非ショック群43例である。ショック例では尿量が得られていても、Ccr、CH2O 、FENaおよびβ2M、NAGの異常が認められ、非ショック例で尿量、Ccr、CH2O 、FENaが正常でもβ2MおよびNAGの異常が認められた。これらより、外傷患者ではショック例はもとより、非ショック例でも尿細管が早期より障害されていることが示唆された。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |