ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1987/06 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | 脳死状態における全身性循環調節機序の検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 自律神経 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 24(3),239-243頁 |
著者・共著者 | 共著者:坂野 勉、 木下順弘、 上西正明、 阪本敏久、 杉本 壽、 吉岡敏治、 杉本 侃 |
概要 | 脳死時における循環動態の変動を惹起する要因を明らかにするために、化学性機序に関してはADH、AⅡ、catecholamineの測定を行い、神経性機序に関しては交感神経系について、norepinephrineを測定し、副交感神経系についてはatropine投与後の心拍数の変化を観察した。循環動態が維持されている限り、ADH、AⅡ、dopamineの変動はなく、atropineの投与で心拍数の変化はなかった。norepinephrineは脳死直後に低下したが、その後異常高値を示し、第2病日には再び低下した。血圧はこのnorepinephrineの増減に伴い変動した。脳死時の循環動態の変動を引き起こす要因としてsympathetic activityの残存が考えられた
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |