ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1988/06 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | 鈍的肝外傷に対する超音波診断:その臨床的意義に関する研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本外科学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 90(6),855-862頁 |
著者・共著者 | 共著者:田中 裕、 杉本 壽、 吉岡敏治、 杉本 侃 |
概要 | 鈍的肝外傷65例を対象に、患者を超音波診断(US)導入前30例と導入後35例に分け、診断、手術適応の変化等、臨床的意義について検討した。損傷形態では、真喜屋のⅢ型では変化はなかったが、Ⅰ型、Ⅱ型では保存的治療がUS導入後、大幅に増加した(16.7% VS 48.5%)。これはUS導入前では、循環動態が不安定な症例は全例手術を施行しているのに対し、導入後は一部保存的治療が可能であったこと、循環動態の安定している症例は他に合併損傷がない限り、全例保存的治療が行われたこと等が関係している。US検査により、腹腔穿刺による腹腔内出血の診断では得られない肝損傷部の質的、量的変化が追跡可能となった結果である。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |