ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1988/10 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | 脳死患者の心機能と心筋細胞の形態学的所見に関する研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 外科治療 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 59(4),455-456頁 |
著者・共著者 | 共著者:木下順弘、 八幡孝平、 上西正明、 杉本 壽、 吉岡敏治、 杉本 侃、 河口直正、 大西俊造 |
概要 | 脳死患者27例を対象に、一定量のADH投与下に血圧維持に必要なepinephrine投与量を経日的に検討するとともに、左室仕事量係数や心電図所見、心筋に由来する可能性のある酵素(GOT、LDH、CPK)の経日的変化を検討した。epinephrine投与量は脳死直後から48時間以内は0.5~1.0γ/kg/minと比較的大量であったが、3日目からは0.2γ/kg/min以下の微量投与で血圧は維持され、第7病日以降に再度増加が必要となる症例があった。左室仕事量係数は初期は平均36g・m/m2やと正常以下に低下していたが、その後は正常値に回復、心電図所見も初期にはST低下が認められるが、経日的に回復した。酵素は高値を示す症例があったが、アイソザイムの検討より、骨格筋や肝臓に由来するものと判明した。一部の症例で心筋細胞の電子顕微鏡所見を検討した結果を合わせて報告した。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |