ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1977 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | Permeability to sodium of erythrocytes from acutely burned patients
(熱傷急性期の赤血球のNa透過性について) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Surgical Forum |
巻・号・頁 | 28,35-37頁 |
著者・共著者 | 共著者:T. Yoshioka, W. W. Monafo, F. Deitz |
概要 | 新鮮血の赤血球、期限の切れた保存血の赤血球をコントロールにして、重症度の異なった熱傷ショック期の症例の赤血球を用い、plasma osmolarityをNa濃度によって変化させ、赤血球内Na濃度とK濃度を測定して、赤血球膜の反応を検討したin vitroの実験。健常な新鮮赤血球はplasmaのNa濃度をあげても、赤血球内のNa濃度の上昇は軽微であるが、古い赤血球は血球内Na濃度が著しく上昇する。熱傷の重症度に比例して、熱傷患者の赤血球も血球内Na濃度が上昇した。Naの流入とKの流出の関係から、この現象はNa-Kの細胞膜での交換からは説明できないことが証明された。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成 |