ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1990/04 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | 急性中毒に対する強制利尿と各種血液浄化法
-多施設間のアンケート調査より- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 中毒研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 3(2),111-115頁 |
概要 | 前報告と同様の目的で、強制利尿と血液浄化法に関するアンケート調査を実施したものである。強制利尿は87.7%の施設でなされていたが、酸性・アルカリ性強制利尿の経験のある施設はわずかに2.2%、8.0%の施設で、しかも尿pHをモニターしている施設はわずかに3施設で、皆無であった。強制利尿の適応薬毒物、目標尿量、平均輸液量等、各施設でバラバラで、特に輸液量は100ml/時から1500ml/時まであり、強制利尿の効果を多施設間で評価することは全く出来ないことが判明した。血液浄化法も同様で、各種浄化法と適応中毒、中止の基準や合併症等、現況は把握できたが、同一治療を実施したとは言いがたく、多施設間で効果判定をするためには、手技の統一と効果判定基準の策定が必要と思われた。 |