ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1990/06 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | 熱傷急性期における補体系を中心とした免疫能の変化の検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本熱傷学会会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 16(1),9-13頁 |
著者・共著者 | 共著者:島津岳士、 田中 裕、 岸川政信、 田畑 孝、 吉岡敏治、 杉本 侃 |
概要 | 重度熱傷では急性期に非特異的な免疫系の活性化と臓器障害、中期以降のいわゆる免疫能の低下にともなう敗血症が注目されつつある。この研究は、Burn Index;53±34.6の広範囲熱傷17例を用い、補体成分を中心として免疫能の指標を測定し、血液凝固・呼吸循環の各種指標との関連を検討したものである。熱傷早期より、補体系(CH50、C3、C4、C5)は活性化され、重症度とともに、低下する。CH50はは血小板数、Ig-Gレベル、プロトロンビン時間と相関し、Respiratory Index等とも相関する。受傷後早期のCH50は、熱傷による侵襲のみならず、それによって惹起される臓器障害の可能性を評価するうえで、有用であると考えられる。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |