カワハタ ヒロヒサ
Hirohisa Kawahata
川畑 浩久 所属 森ノ宮医療大学 医療技術学部 臨床検査学科 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019 |
形態種別 | 学術研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 関節拘縮の病態進展メカニズムと低出力超音波パルス(Low Intensity Pulsed Ultrasound)の影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本柔道整復接骨医学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 27(3),125-132頁 |
総ページ数 | 7 |
著者・共著者 | 外林大輔, 川畑浩久. |
概要 | 関節拘縮におけるROM制限の因子としては,過去の報告から筋性因子と関節包性因子の2つに大別され,関節包に由来するROM制限については,滑膜の萎縮や収縮、組織増生などが生じることが報告されている.しかしその発生や病態進展のメカニズムについては十分に検討されていない.そこで今回関節拘縮の病態進展メカニズムを示すとともに,低出力超音波パルス(以下LIPUS)の介入が関節拘縮の病態進展に及ぼす影響について検討した。
その結果LIPUS照射群では,ROM制限は抑制され,滑膜組織の線維化およびHIF-1を中心とした線維化関連分子の遺伝子発現も有意に減少していた.すなわちLIPUSは滑膜組織に力学的刺激を与えることでHIF-1活性を抑制し,関節拘縮の病態進展を抑制する作用があることが示唆された. |