ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994/01 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | 中毒治療における血液浄化法 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 中毒研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 7(1),19-42頁 |
著者・共著者 | 共著者:吉岡敏治、 飛田美穂、田部井 薫、平澤博之 |
概要 | 1993年の日本中毒学会で、再び血液浄化法がシンポジウムの課題となったのを契機に、本報告は、これまでの疫学的調査から死に至る重症中毒にはどのような中毒があるか、各種血液浄化法がどのような中毒起因物質に対し何を目的に施行されているのか、その効果判定と合併症はどのようなものかを、大阪大学特殊救急部収容症例27例、日本中毒情報センターの問合せ・追跡症例131症例をあらたに検討し、1990年の全国アンケート結果と比較した。血液浄化法の実施目的は毒物の排除が最も多いが、次いで腎不全対策、極く少数例(2例)に肝不全対策があった。農薬(パラコートと有機リン中毒)が圧倒的に多いが、医薬品、工業用品、一部ウジ殺しなどの家庭用品や毒キノコ症例も存在した。血液浄化法が生命予後を改善するかは結論が出ず、適応薬毒物を推奨するにとどまった。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成 |