ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1978/12 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | Cimetidine inhibits burn edema formation
(サイメチジンは熱傷の浮腫形成を防止する) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Am J Surg |
巻・号・頁 | 136,681-685頁 |
著者・共著者 | 共著者:T. Yoshioka, W. W. Monafo, V. H. Ayuazian, F. Deitz, D. Flynn |
概要 | この研究は、無治療では24時間後の死亡率がおよそ80%に達する熱傷をマウスに作成し、histamine H2 receptor antagonist (cimetidine)のみの投与群、体重の4%の生理食塩水投与群、cimetidineと4%の生理食塩水の併用投与群、生理食塩水を体重の8%(倍量)投与した群における死亡率を検討した実験。
体重の4%の生理食塩水の投与で死亡率は約40%に半減し、さらにこれにcimetidineを併用すると死亡率は20%余まで、低下した。体重の8%の生理食塩水投与群よりも少し生存率が悪いが、cimetidine投与で浮腫の量をおよそ50%に抑制できた実験を裏付ける結果と思われる。 本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成 |