ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/06 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | MRI像よりみた頭部外傷後の中枢性尿崩症の検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日救急医会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 13(6),303-311頁 |
著者・共著者 | 共著者:井上貴昭、廣田哲也、鴻野公伸、岩井敦志、安部嘉男、池内尚司、吉岡敏治 |
概要 | 頭部外傷後に中枢性尿崩症を来した生存13例について,受傷後12時間以内に尿崩症を発症した早期群5例とそれ以降に発症した遅発群8例に分け,入院時GCS, injury severity score (ISS),退院時GOS,尿崩症持続期間,尿崩症発症時の頭蓋内圧,経過中の最大頭蓋内圧,およびMRI像に関して比較検討を行った。発症時期は早期群7±2時間後,遅発群47±19時間後と約40時間の差を認めた。両群間で入院時GCS, ISS,退院時GOSに有意差を認めなかった。尿崩症持続期間は,遅発群では全例3週間以内であった。しかし早期群では3例に永続的な抗利尿ホルモン(antidiuretic hormone; ADH)補充療法を要した。早期群のMRI像は全例で視床下部領域の損傷像に加え,びまん性軸索損傷の所見が認められた
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |