ヨシオカ トシハル   Toshiharu Yoshioka
  吉岡 敏治
   所属   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 保健医療学専攻
   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 医療科学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2002/07
形態種別 学術研究論文
標題 殺虫剤イミダクロプリド剤による中毒症例の検討
執筆形態 共著
掲載誌名 中毒研究
掲載区分国内
巻・号・頁 15(3),309-312頁
著者・共著者 共著者:田村満代,遠藤容子,黒木由美子,大橋教良,吉岡敏治,杉本 侃
概要 1994~1999年に日本中毒情報センターが報告を受けたイミダクロプリド中毒34件のうち血中・尿中濃度を測定できた6症例について検討した。主な中毒症状は頻脈、血圧上昇、悪心・嘔吐、痙攣であり、口渇、皮膚の乾燥、散瞳もみられた。6症例中の最高血中濃度84.9ppmをみとめた症例では、摂取6.5時間後に自発呼吸が停止した。例数が少ないため今後の検討が必要であるが、イミダクロプリドによる中毒では抗コリン様症状が出現し、基本治療及び生命維持療法を行うことにより、軽快することが推測された。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助