ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1982 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | Ein neuer Index zur Bestimmung des optimalen PEEP
(至適PEEPの新指標) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Anaesthesist |
巻・号・頁 | 31,234-238頁 |
著者・共著者 | 共著者:T. Sugimoto, H. Sugimoto, T. Yoshioka, Y. Sawada, N. Ohashi, S. Shimazaki |
概要 | 多数の臨床例を用い、至適PEEP(呼気終末期陽圧)を検討したもの。動脈血酸素濃度(⊿PaO2)は、ZEEPのときに比べ、PEEPをかけることによって直線状に上昇し、肺内シャント率(⊿Qs/Qt)は、直線状に減少する。この観点からはPEEPが高ければ高いほど良いということになるが、PEEPを上げると、それに比例して心拍出量(⊿Qt)が減少する。酸素運搬量はもちろんこの心拍出量とパラレルであり、この観点からは逆にhigh-PEEPは好ましくない。症例により至適PEEP値は異なるが、さらに動脈血酸素含有量(⊿CaO2)、動静脈血酸素分圧格差 (⊿a-vDO2)などを含めた総合的な判断が必要である。
本人担当分:研究計画、データの採取 |