ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1984/08 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | Effects of positive end-expiratory pressure on tissue gas pressure on tissue gas tensions and oxygen transport
(PEEPが組織ガス張力および酸素輸送に与える影響について) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Crit Care Med |
巻・号・頁 | 12,661-663頁 |
著者・共著者 | 共著者:H. Sugimoto, N. Ohashi, Y. Sawada, T. Yoshioka, T. Sugimoto |
概要 | 急性呼吸不全9症例に、0,5,10,15,20cmH2OのPEEP(呼気終末期陽圧)を用い、酸素運搬量や組織PO2に及ぼす影響を検討した研究。各PEEPにおける動脈血酸素濃度(PaO2)、シャント率(Qs/Qt)、心拍出量(Qt)、酸素運搬量(DO2)、質量分析計によって大腿部で直接測定した皮下組織の酸素濃度(PTO2)、二酸化炭素濃度(PtCO2)等のパラメーターを比較検討した。HighPEEPでは心拍出量(Qt)が減少し、これに伴って酸素運搬量(DO2)が著しく低下しても
末梢皮下組織の酸素濃度(PTO2)や二酸化炭素濃度(PtCO2)は、変化がなく、ベースラインレベル(ゼロ呼気終末圧)のままであった。すなわち、すなわち酸素運搬量(DO2)が著しく低下しても、PEEP20cmH2Oのレベルまで、組織の酸素化は損なわれないと結論付けた。 本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |