マツダ トモコ
Tomoko Matsuda
松田 智子 所属 森ノ宮医療大学 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/12 |
形態種別 | 学術研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 貝原益件の教育思想への一考察
-江戸の子育て法と教育書を通して- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 人間教育学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 人間教育学会 |
巻・号・頁 | (3),47-54頁 |
概要 | 本論は鄭和と秩序の時代であった江戸時代の教育ネットワークおよび益軒の著作である『大和俗訓』及び『和俗童子訓』等に焦点をあて論じた。教育に果たす父母の役割は大きく、益軒は父母こそが教育の心得を学ぶべきとして仮名書きの教育書を発行した。彼の学問の根本は習俗としての儒学であり目的は「善」であり、仁や礼を大切にした孝の教育である。子どもの早期教育を説き、年齢に応じた教育課程を示し支持を得た。また、親の過保護を厳しく戒めた益軒の思想が江戸時代に受け入れられた社会的な背景も、分析した。 |