ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1986/05 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | Prolonged hemodynamic maintenance by the combined administration of vasopressin and epinephrine in brain death: a clinical study
(抗利尿ホルモンとエピネフリンの組み合わせ投与で、脳死患者の長期循環維持が可能;臨床的研究) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Neurosurgery |
巻・号・頁 | 18,565-567頁 |
著者・共著者 | 共著者:T. Yoshioka, H. Sugimoto, M. Uenishi, T. Sakamoto, D. Sadamitsu, T. Sakano, T. Sugimoto |
概要 | 脳死例が短時日のうちに心停止に至る理由は不明のまま受け入れられていた。この研究は脳死例にADHを1-2units/hr 持続投与することにより、脳死状態で循環動態を一か月以上の長期にわたって安定に保ち得ることを報告したものである。ADHとepinephrineの併用投与では、全末梢血管抵抗の増加は、epinephrine及びADHそれぞれの末梢血管収縮作用の単なる総和以上の効果があり、epinephrineの陽性変力作用による心収縮力の増強も認められた。この画期的な発見の後、教室の脳死体の各種臓器機能に関する研究は飛躍的に発展した。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成 |