ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1988 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | Functional and ultrastructural changes of the liver in brain dead patients
(脳死患者の肝機能および電子顕微鏡像について) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | J Clin Electron Microscopy |
巻・号・頁 | 21,5-6頁 |
著者・共著者 | 共著者:K.Yahata, Y.Kinoshita, T.Yoshioka, N.Kawaguchi, S.Onishi |
概要 | バゾプレッシンとカテコールアミンを併用することによって、脳死患者の循環動態を長期間、維持できることを見出した。その結果、脳死患者の肝機能を生化学的にまた病理学的に検討することが出来るようになった。脳死時の除神経の結果、肝内胆汁うっ滞がおこり、血清 ALーPは著しく上昇すること、非特異的な肝炎に似たグリソン鞘へのリンパ球の浸潤が起こること、電子顕微鏡レベルでは脳死当日、核やミトコンドリアの変化が見られるが、循環動態を維持すれば7日後にはこれらは正常化する。その後、リゾゾームが増加するが、そのメカニズムは不明である。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |