ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1989/10 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | The use of continuous spinal anesthesia in severe tetanus with autonomic disturbance
(自律神経機能の障害を伴う超重症の破傷風の管理における持続脊髄麻酔の使用経験) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | J Trauma |
巻・号・頁 | 29,1423-1429頁 |
著者・共著者 | 共著者:M. Shibuya, H. Sugimoto, T. Sugimoto, T. Shimazu, M. Uenishi, T. Yoshioka |
概要 | 死に至る超重症の破傷風では、呼吸管理を始めて1週間程度で血圧の著しい変動をきたす循環動態不安定期に入る。この現象は当時交感神経系の過興奮が起こっているものと考えられていたが、この病態は、必ずしも交感神経機能の過亢進だけではなく、自律神経機能の著しい不安定性によることを見い出した。そこで自律神経による血圧の調節機能を制御するため、持続脊髄麻酔を導入、末梢血管の弛緩による血圧低下には、持続的にカテコ-ルアミンを併用投与することにより、血圧を完全にコントロ-ルすることができ、救命に成功した。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |