ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1991/01 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | Role of granulocyte elastase in tissue injury in patients with septic shock complicated by multiple organ failure
(多臓器障害を伴う敗血症ショック患者における組織障害に果たす顆粒球エラスターゼ(GE)の役割について) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Ann Surg |
巻・号・頁 | 213,81-85頁 |
著者・共著者 | 共著者:H. Tanaka, H. Sugimoto, T. Yoshioka, T. Sugimoto |
概要 | 多臓器障害(MOF)時の顆粒球エラスターゼ(GE)の役割について検討したもので、対象は敗血症に起因するMOF症例16例と、出血性ショックを伴った外傷患者でMOFに至らずに軽快した30例である。両群における血中ならびに肺胞洗浄液中のGE、そのインヒビターであるα1-プロテアーゼインヒビター(α1PI)、および両者の複合体を測定し、組織障害の指標として血小板、フィブロネクチン、凝固第XIII因子の変化と比較した。この研究は血中ではα1PI活性が上昇し、GEは不活化されているが、肺胞などの組織局所では不活化されず、GEが細胞障害因子として作用することを示した研究として評価されている。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |