ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1993/06 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | Laterality of air volume in the lungs long after blunt chest trauma
(鈍的胸部外傷後は、長期に渡って肺容積の偏り(減少)が認められる) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | J Trauma |
巻・号・頁 | 34,908-913頁 |
著者・共著者 | 共著者:M. Kishikawa, T. Minami,T. Shimazu,H. Sugimoto,T. Yoshioka, K. Katsurada,T. Sugimoto |
概要 | 鈍的胸部外傷17例(うち片側肺挫傷例10例、両側肺挫傷例7例、11例は片側のフレイルチェストを伴う)の数年に渡る肺機能の持続的な低下の原因を明らかにするため、肺内空気量(AV)を、肺活量(AVsp)およびCTスキャン(AVCT = AVCT.Rt + AVCT.Lt)によって測定した。AVCTはすべての測定においてAVspと一致した。患者の平均AVsp(76%+/- 8%)は対照(98%±5%)より低かった。コントロールにおけるAVCT.RtとAVCT.Ltの比によって調節された%AVCT.Rtおよび%AVCT.Ltは、挫傷肺で有意に減少(71%+/- 8%)しており、CTスキャンで挫傷肺の58%が線維性変化を起こしていた。鈍的胸部外傷後のAVの持続性の低下は、挫傷を受けた肺の線維性変化に起因することが示唆された。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |