ヨシオカ トシハル
Toshiharu Yoshioka
吉岡 敏治 所属 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 保健医療学専攻 森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科 医療科学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994/09 |
形態種別 | 学術研究論文 |
標題 | Effect of ketone bodies on hyperglycemia and lactic acidemia in hemorrhagic stress
(出血性ストレスにおける高血糖および乳酸血症に対するケトン体の影響) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | J Parent Ent Nutrit |
巻・号・頁 | 18,442-446頁 |
著者・共著者 | 共著者:M. Katayama, A. Hiraide, H. Sugimoto, T. Yoshioka, T. Sugimoto |
概要 | 平均動脈圧を40mmHgに維持するラット出血モデルを用い、出血の1時間前から実験終了まで、3-OHBを30μmol/ kg.minで投与した3-OHB群、グルコースと重炭酸ナトリウムを投与したグルコース群、重炭酸ナトリウムのみを投与し、エネルギー基質を投与しなかった対照群の3群を作成して、代謝に関連する基質の血漿濃度を評価した。3-OHB群では、Hyperketonemia(1158 +/- 30mumol / L - 1618 +/- 154mumol / L)が発生するが、出血性ショック時の高血糖および乳酸血症は対照群と比較して有意に抑制され、アラニンの血漿濃度も対照群と比較して低かった。グルコース群では、血漿乳酸濃度は低かったが、血漿グルコース濃度は抑制されず、血漿アラニン濃度は、対照群よりも高かった。これらの結果は、投与された3-OHBが、出血性ショック中の解糖を抑制し得ることを示唆している。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助 |