ヨシオカ トシハル   Toshiharu Yoshioka
  吉岡 敏治
   所属   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 保健医療学専攻
   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 医療科学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1979/04
形態種別 学術研究論文
標題 重症頭部外傷に対する高張Na液 (HLS)輸液療法- Glasgow Coma Scale & Outcome Scaleを用いた遠隔成績について
執筆形態 共著
掲載誌名 日本外科学会雑誌
掲載区分国内
巻・号・頁 80,357-364頁
著者・共著者 共著者:澤田祐介、 吉岡敏治、 杉本 侃、 島崎修次
概要 HLS療法を施行した重度頭部外傷147例と非施行例132例を対象に、Glasgow Coma Scale と Outcome Scaleを用いて、HLS療法の効果判定を行った。入院後48時間以降の脳死率は52.2%から22.9%へと有意に減少し、死亡率は70.8%から56.7%へと著名な改善を認めた。Good RecoveryとModerate Disabilityへの復帰率は17.7%から28.4%へと有意に増加し、社会復帰率でも著名な改善を認めた。いずれもHLS療法の持つ脳圧降下作用の結果、脳循環が維持されたためと考えられる。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助