ヨシオカ トシハル   Toshiharu Yoshioka
  吉岡 敏治
   所属   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 保健医療学専攻
   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 医療科学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1987/09
形態種別 学術研究論文
標題 脳死状態における視床下部-下垂体系の機能に関する研究
執筆形態 共著
掲載誌名 救急医学
掲載区分国内
巻・号・頁 11(9),1161-1167頁
著者・共著者 共著者:坂野 勉、 上西正明、 杉本 壽、 木下順弘、 渋谷正徳、 阪本敏久、 横田順一朗、 吉岡敏治、 杉本 侃
概要 脳死確定診断後、ADHとepinephrineの併用投与により循環を維持した6症例で、経日的にprolactin(Prl)、thyrotropin(TSH)、growth hormone(GH)を測定するとともに、TRH負荷試験を行ってPrlとTSHを測定した。Prlは脳死後も分泌され、GHは脳死前に高値を示し、1例を除き、その後も分泌が認められた。TSHは第5病日以後は測定感度以下となった。TRH負荷試験で、Prlは全例で反応が見られたが、TSHに関しては無反応、低反応と一定しなかった。一般に脳死は脳幹部を含む全脳死と理解されているが、脳下垂体は血行からみて脳の一部ではないことが判明した。
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助