ヨシオカ トシハル   Toshiharu Yoshioka
  吉岡 敏治
   所属   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 保健医療学専攻
   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 医療科学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1988/05
形態種別 学術研究論文
標題 度骨盤外傷に対する経カテーテル的塞栓術の治療成績の検討
執筆形態 共著
掲載誌名 日本外科学会雑誌
掲載区分国内
巻・号・頁 89(5),757-762頁
著者・共著者 共著者:横田順一朗、 川上正人、 岩井敦志、 田中 裕、 杉本 壽、 吉岡敏治、 杉本 侃
概要 骨盤骨折に対する経カテーテル的塞栓術の止血効果を評価する目的で、骨盤骨折226例を経カテーテル的塞栓術導入前(Ⅰ群;177例)と導入後(Ⅱ群:89例)に分け、死亡率、死因、合併症を比較するとともに、Ⅱ群においては血管造影所見、骨折形態、塞栓術前後のvital signの変化を検討した。Ⅱ群では出血死が少なく、生存例においては高ビリルビン血症や腎不全など出血に伴う合併症の発生が有意に減少した。骨盤環の後方部分に骨折を認めなくても上殿動脈等からの出血を認め、血管造影が損傷部位特定の一助となった。塞栓術施行後1時間で、収縮期血圧、中心静脈圧、尿量の有意な改善を認めた。また、塞栓術に伴う副作用は全く認められなかった
本人担当分:研究計画、データの採取、論文作成補助