ニシヤマ タダヒロ   Tadahiro Nishiyama
  西山 忠博
   所属   森ノ宮医療大学  看護学部 看護学科
   森ノ宮医療大学大学院  保健医療学研究科 看護学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/04
形態種別 紀要
標題 「基礎看護学実習Ⅱ」における看護大学生が感じた自分自身の変化-はじめて患者を受け持つ臨地実習での変化(第2報)-
執筆形態 共著
掲載誌名 兵庫大学論集
掲載区分国内
巻・号・頁 (21),49-58頁
著者・共著者 大植由佳, 小林廣美, 西山忠博, 掛川静代, 朝山律子, 明石智子, 島村美砂子, 藤後栄一, 道廣睦子
概要 本研究では、初めて患者を受け持つ「基礎看護学実習Ⅱ」の後に、看護大学生が感じた「自分自身の変化」を明らかにすることを目的とした。A大学2年生109名の記述から得られた193コードを研究対象に質的帰納的分析を行った。自分自身の内面的な成長を実感し患者との看護の体験で、「看護の深さを知った」、「責任ややりがいのある仕事と感じる」などの、看護の魅力に気づいたことや、ケアする喜びも感じていた。また、「看護師への進路に迷いが出た」反面、「看護師になりたい思いを強くした」など看護師になりたい自覚が芽生える契機にもなっていた。看護学教育の初期段階で患者を受け持つ実習はを通しての学生の変化は、学生の学ぶ意欲や看護を目指す志に影響していることが示唆された。